”産地”三様、こだわりの素材をシンプルに味わうお料理
県外のかたにはピンと来ないかもしれませんが、実は東西に長い高知県。中部の南国市はまだ各地へのアクセスが容易なほうですが、それでも西側の四万十にたどり着くにはかなりの時間が必要です。
そんなわけで、じかに見たいと熱望しつつもいまだ叶っていないのが、四万十町窪川で仁井田米を食べて育った米豚の産地訪問。店長、次のお休みが取れたらひとっ走りどうでしょう?
米豚のお味は、香り米と名高い仁井田米を食べて育っただけあって臭みがなくとってもやわらか。豚肉のうまみが率直に味わえるロース肉を、シンプルなしゃぶしゃぶでお召しあがりください。
米豚が西の四万十産なら、こちらは東の端 室戸産のよさこい金時をつかったポテトサラダ。じゃが芋ときんとき芋をハーフ&ハーフで和えて、ほぐした蒸し鶏を加えました。粗めにつぶした芋の食感とやさしい甘み、鶏肉のコクがあとを引きます。
よさこい金時は秋から冬にかけてが最盛期。ほくほく甘いおいもの味をぜひ堪能してください。
たくさん召し上がったあとの〆は、高知産のこしひかりを有明海苔でつつんだ塩むすびで。
福岡のお茶屋さんから取り寄せた有明海苔は、味よし、香りよし、歯切れよしの逸品です。ご注文の際はまず海苔だけをかじってみてくださいね。くちのなかに有明の磯の香りが広がりますよ。
今回掲載のお料理 ※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。
『四万十育ち 米豚ロースのしゃぶしゃぶ+湯豆腐』680円
『よさこい金時とじゃがいものダブルほっこりポテサラ』380円
『有明海苔でつつむ 村田さんちのこしひかり 塩むすび』300円