寒くなったらクエの季節! お刺身から〆の雑炊まで食べつくし
旬に先駆けて、「クエ」が入荷いたしました。
クエを食ったらほかの魚はクエん(ほど美味しい)! なんて語呂合わせが有名ですが、実際のところクエという魚名の由来には諸説あるようです。
なかでも代表的なものが「九絵」と「垢穢」のふたつ。クエの皮の入り組んだ模様を九枚の絵になぞらえた「九絵」と、黒っぽくまだらなクエの色を「垢(あか)で穢(けが)れているようだ」と例えた「垢穢」の…… って、ひ、ひどい!
生まれたときはみんな女の子だというクエ。ここはぜひ雅な「九絵」説を推していきたいところです。ちなみにクエのなかでも大きく成長できたものだけがオスに変化して、繁殖活動を行うそうですよ。
淡白ながら旨味が凝縮されたクエの刺身を贅沢な姿盛りで。
さすがのクエ、薄造りでもしっかりとした歯ごたえです。
生でも上等なクエですが、その美味しさを最大限に味わえるのはやっぱりお鍋。引き締まった白身と、ぷるぷるのゼラチン質の皮を楽しんだあとは、くえのだしがたっぷり出た鍋つゆで〆の雑炊まで食べつくしていってくださいね。
今回掲載のお料理 ※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。
『くえの刺身 姿盛り』一人前 1200円
『くえの薄造り』1200円
『くえ鍋』一人前 980円