いまが旬、高知産の野菜をじゅわっと揚げて召しあがれ
れいほく育ちのマコモダケ。まるできのこみたいな名前ですが、正体はイネ科の植物「マコモ」のふくらんだ茎の根もとのこと。農業県の高知でも知る人ぞ知るめずらしいお野菜です。
柔らかいたけのこに似た食感と、お芋のようなほのかな甘みが特徴のマコモダケを、ほっこりホクホクの揚げだしにしてみました。すこし冷えはじめた秋の夕べにぴったりのお料理です。
こちらもめずらしい、南国市育ちのうりずん豆。四方にひだがついて角ばっていることから四角豆とも呼ばれます。やわらかくなりすぎないよう、火を通す時間は最小限に、色よくカラッと揚げて天ぷらで。
ぽりぽりと軽快な歯ごたえ、旬ならではのみずみずしい甘みがくせになるお野菜です。先にご紹介したマコモダケと同じく収穫時期は9〜10月にかけての約一ヶ月間と短めなので、ぜひこの機会にお召し上がりください。
そういえば、ピンクと白のおめでたい色合いのかまぼこ、「すまき」も高知独特の食べ物なのだそうです。
きょうはちょっと地味め…… もとい、素朴でほっとするお料理三品をご紹介しました。
今回掲載のお料理 ※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。
『マコモダケの揚げだし』330円
『うりずん豆の天ぷら』330円
『土佐のすまき入りチャーシュー煮玉子』330円