南国生まれの居酒屋 風月のブログ

高知県南国市大そね甲1563-9 1F ご予約:088-864-5780

小鉢料理

土佐の夏が来たぜよ! 穴子に、貝に、茄子のたたきが美味い!

ブログではお久しぶりのご挨拶になりますが、風月は八月のお盆期間中も休まず営業いたします。 帰省や連休のご旅行等で高知にお越しの際は、ぜひ南国生まれの居酒屋「風月」へ! 土佐の清流で育ち、殻までカリッと揚がったさわがにはビールのおつまみにぴっ…

高知野菜にしいら、クマノコガイ、めしいか食べ尽くし!

お魚もですが、高知産のお野菜は本当に美味しいですね。特にスナップエンドウはくせや苦味がほとんどなく、さわやかな青い風味と瑞々しい甘みの食べやすいお野菜です。歯ごたえもいいので、お酒のつまみにもぴったり。 パリポリ! 塩茹でスナップエンドウ 3…

ちだいが旬入り!ベニテグリ、ナガレコ、めずらしい海苔のキムチも

これから旬に入るちだい。皮の下に脂がのって、とっても美味しくなります。 活ちだい刺身 980円 伊勢海老漁のついでによく揚がるカニさんです。今回は雑炊のいい出汁に。 べにつけがに雑炊 980円 知る人ぞ知る美味い魚、ベニテグリ。火を通しても身が…

高知らしさ100% 地の食材はいつでもうまい! クジラ、おじゃこ、川海老、トマト

土佐名物です。お好きな方は大好き、いまとなっては珍味のクジラの刺身。海の哺乳類とあってちょうど魚と肉の中間のような味をしています。脇に添えた銀高浜貝は、まだ食べたことがないというお客様にひとつサービスでおつけしました。 ミンククジラ刺身 1…

春山の旬といえばたけのこ! 淡竹、山蕗、みょうが竹も

煮物名人の板長が煮付けた旬のたけのこに山椒の葉をあしらい、美しいにぎり寿司にしました。素材の見た目を生かすよう淡色の煮汁で味付けをしていますが、お味はしっかり甘みとダシが効いた土佐煮です。真似できそうでできない板長の絶妙な味付け、ぜひ食べ…

魚屋さんの隠しダネ、かじきはらんぼにイカの王様あおりいか、めしいかの沖漬けも!

魚屋さんの隠しダネ、知る人ぞ知る本当にうまいネタ。それが「カジキのはらんぼ」であります。黒皮かじきと真かじきのはらんぼのサクを炙ったものを、薬味たっぷりのたたきにしてお召しあがりいただきます。お魚好きなら食べて損はなし! 黒皮かじきはらんぼ…

うまいものなら高級食材からB級グルメまで! あんこう!本まぐろ!F&C?!しょいの実?!?!

怒涛のような三月が過ぎ、歓送迎会シーズンもようやく折り返しといったところです。 「見た目は怖いが味は絶品」の代表格、あんこうのお刺身。旬は寒い時期と言われておりますが、春夏に食べても意外と遜色なく美味しかったりします。濃厚な味わいのあん肝を…

春の足音! 奄美伊勢海老、石鯛、するめいか新子 他

土佐なのか奄美なのか伊勢なのかはっきりしろ!と問い詰めたくなりますが、土佐で取れた奄美伊勢海老のお刺身です。普段は鹿児島以南で獲れる海老さんで、高知ではめったにあがりません。伊勢海老は獲れたその時が旬! 見かけたらぜひ食べてみてくださいね。…

土佐の珍味は最高の酒のアテ!小いか、うつぼ、ほうぼう鳴き袋、にら etc.

朝どれの菜の花とうどをサッと湯がき、ぷちぷち食感のほたるいかと一緒に酢味噌でさっぱりと。春を呼ぶメニューです。 ほたるいかと菜花うど酢味噌 480円 外洋の岩場で育った赤なまこ。磯の風味たっぷり、コリコリの歯ごたえが最高! 赤なまこポン酢 58…

初物づくし! 土佐の幸を楽しむ鍋と小鉢料理

40年ぶりの大寒波は収束に向かっているそうですが、ここ南国土佐ではしび凍る寒さが続いております。 こんな寒い日は熱燗と風月名物「おふくろ山芋鍋」でほっこり温まる晩酌がおすすめ。自然薯、葉にんにく、軍鶏、素麺の素朴な食材で作る昔ながらのあった…

まだまだあるよ風月の珍味! イヌゴロシ、トウジン、チャーテに真珠貝

知る人ぞ知る室戸の珍味「いぬごろし」。かなり物騒な名前ですが、その正体はマグロの帯びれにある小さいコブで、ゼラチン状のコリコリした食感が特長です。 そんな鶏の軟骨に似た部位がなぜイヌゴロシと呼ばれるようになったのか、一説には「犬が食べ過ぎて…

酒のアテはやっぱり珍味!〆のラーメンもよろしくね

釣り人には敬遠されがちなボラですが、その白子は驚くほどクリーミーでくせがなく美味。ポピュラーなタラの白子より好きとおっしゃる方も多く、先日などは三人連れのお客様が、おかわり、おかわりの連続で合計9人前も召し上がっていかれました。 卵のほうは…

地味だけど…… 店長が唸った星取りメニュー! 水たこ、つるむらさき、煮貝

こいつはうまい度 ★★★ 北海道の水蛸を半なまに炙って塩たたきで。メニューにあったらぜひ食べて欲しい! 風月名物 北海道 水たこ塩たたき 880円 こいつはうまい度 ★★★ ぬるぬる・つるっと美味しい葉野菜。栄養たっぷりのつるむらさきは土佐和えでさっぱり…

伊勢海老、あかじん、ケンカシャモ! 夏の南国で軍鶏をつついて龍馬さん気取り

決して伊勢海老専門店ではないのですが、盛り付けた時の見栄えがいいのでついブログのトップに載せてしまいます。生け簀からあげたばかり、活締めの捌きたて。ぷりっぷりで甘〜い伊勢海老のお刺身です。 伊勢海老刺身 1680円同じお値段で 海老フライ、マ…

ハガツオの新子が入りました!

いや〜 夏ですね〜。高知の夏といえばモチモチの新子。これからいろんなお魚の新子が入ってきます。 旬の食材は大抵なんでも美味しいものですが「新子」と聞くと妙にウキウキしちゃうのはなぜでしょう。カーンと暑く、エネルギッシュな夏の記憶と結びついて…

風月の夏メニュー! あつあつお肉とひんやりつけ麺、どっちがお好き?

茹でなくても朝日のように赤いから「朝日蟹」だそうです。茹でたらさらに真っ赤っか。胴体にたっぷり身がつまってうまいですよ! 土佐どれ アサヒガニ塩ゆで 1280円 土佐の名物、うちわ海老(上、下左)と大うちわ海老(下右)。「大うちわ」より「うち…

初夏の高知野菜と路地育ちの軍鶏、文旦、なつかしい味

最盛期のスナップえんどう。コロコロに太ったさやをさっと塩ゆでにすれば、初夏の息吹を感じる爽やかなおつまみに。 ビタミン、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富なので、野菜不足になりがちな居酒屋ごはんに一品プラスすると健康面にもうれしいですね。…

蟹に貝、海鮮あれこれと土佐の郷土料理(クジラ、にら、はちく、イタドリ 他)

風月ではこの春から初夏にかけて、日本各地のカニ推し月間でした。 花咲がに塩茹で 1480円松葉がに塩茹で 1480円 内子が絶品! イバラガニの塩茹で 1480円 飲み放題付き6000円コースのお料理から、たけのこの土佐煮、イタドリの土佐煮、刺身…

バラエティ豊か! 紅白ムツ、めだい、かつお、マンボウ、真カジキ、のどぐろのお料理

三月も末になり、歓送迎会シーズン真っ盛りですね。お祝い事には赤ムツと白ムツのおめでたい紅白棒寿司なんていかがでしょう。 お鍋は遠洋に出る漁師の賄い料理でもあります。出港前にたくさんの鶏肉とうどんを船に積み込み、沖では釣った魚と一緒に鍋にする…

貝のお料理集(おまけ編)& 入荷情報

「たいらぎ」という貝をご存知でしょうか。 店長いわく高知ではあまり馴染みがないそうですが、有明海に面する福岡県南部出身の私にとっては、よく見知った海産物のひとつです。 クリーム色の貝柱を薄切りにして生のまま、あるいは網で炙ってほんのすこしお…

貝のお料理集(中編)

平安京の昔から日本の代表的な巻貝であったバイ貝。この殻に砂や粘土を詰め、紐をかけて回したのが「バイゴマ」と呼ばれ、やがて東国へと伝播するなかで「ベーゴマ」と訛っていったのだそうです。 だいぶ前に現代版ベーゴマの「ベイブレード」というおもちゃ…

野菜で呑む! アテになる居酒屋野菜料理 四品

ハリウッドのレストラン・オーナー、ロバート・H・コブが作ったまかない料理が発祥のコブサラダ。ランチの付け合わせなどでよく見る葉物野菜withドレッシングとは一線を画す、いわゆる「お食事サラダ」の代表格といったところでしょうか。 コブ氏のレシピを…

さりげなく美味い小鉢料理四選 亀の手、白和え、あん肝、にら梅肉

磯の珍味、「カメノテ」が入荷いたしました。 昔は専門の漁師が巻き網で大量捕獲していた亀ですが、昭和期の乱獲によって天然物はすっかり数が減ってしまったそうです。 今回は近隣の小学校で飼っていたミドリガメを特別に譲っていただき、店長がウィキペデ…

金目鯛、のどぐろ、たび海老、牛すじのあったか〜いお料理

タイという名が付いていても本当はタイの仲間ではない深海魚、金目鯛。旬は冬ですが、通年で脂がのっていて煮付けによし、塩焼きでよし。くせのないうまみたっぷりのお魚です。 こちらは近頃ほんとーに手に入りづらくなったのどぐろちゃん。あちこちの仕入先…

二日酔いに効く「ねばねば」料理三品

昨日はひさびさのお休みをいただいて、夜は家族と食事に行ってまいりました。ふだんはなかなか全員で食事をする時間がとれないので、とても楽しい時間を過ごすことができました。 楽しいといつもよりお酒がすすんで、つい飲みすぎてしまいますよね。そして翌…

いまが旬、高知産の野菜をじゅわっと揚げて召しあがれ

れいほく育ちのマコモダケ。まるできのこみたいな名前ですが、正体はイネ科の植物「マコモ」のふくらんだ茎の根もとのこと。農業県の高知でも知る人ぞ知るめずらしいお野菜です。 柔らかいたけのこに似た食感と、お芋のようなほのかな甘みが特徴のマコモダケ…

これぞ高知の旬の真骨頂、めじかの新子!

本日も久礼の港からめじかの新子が届きました。 宗田鰹の稚魚めじかは夏から秋にかけての約二ヶ月しか口にできず、南国市民でもうっかりすると食べ逃してしまうめずらしい食材です。 とくに生のお刺身は釣ってきたその日が勝負。さばいているあいだの手の熱…