鳥取名物「ばばちゃん鍋」で〆の雑炊まで味わって
店長の食材ハント熱はきょうも冷めやらず、各地からいろいろな海鮮が入荷しております。
上から順番に、あこう、まはた、いさぎ、赤かれい、よこ(マグロの子)、白ばい貝、ばばちゃん、のどぐろ……
…… ばばちゃん?
「ばばちゃん」とはタナカゲンゲという深海魚の通称で、すこし前まではずばり「ばばあ」と呼ばれていました。マルハゲだのオジサンだのひどい名前の魚は数あれど、これもなかなかのインパクトですね。
グネグネした巨体にギョロ目の外見が疎まれたか、長らく下魚(=げんげ)としてかまぼこの原料になったり、漁師さんたちの胃袋へと自家消費されていた「ばばあ」。その味の良さに注目したのが鳥取県岩美町水産課の川上さんです。地元の伝統的呼称を生かしつつ、ポリティカル・コレクトネスに配慮して…… というわけで、1996年より晴れて鳥取名物「ばばちゃん鍋」として外食産業に打って出ました。
ふんわりしたくせのない白身で、たらの身によく似た食感とお味です。
家に帰るまでが遠足なら、〆の雑炊を食べるまでがお鍋のたしなみ。200円の追加料金で、食材の出汁たっぷりのスープを使った玉子雑炊をお召し上がりいただけます。(※ 写真は鶏ちゃんこ鍋の雑炊)
手前から、あじ、おきなひめじ、赤えび、はがつお、ねいり、たちうお、かます。
紹介しきれないほどの海鮮が続々入荷しております!
今回掲載のお料理 ※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。
『ばばちゃん鍋』680円
『〆の雑炊』追加 200円