この季節がやってきた! 国産松茸香る鍋、はじめました。錦海老、紅ずわいがに 他
懇意にしている農家のかたに分けていただいた、長野県産松茸。巷では「香り松茸、味しめじ」などと申しますが、試食して思ったのは「さすが松茸、香りも味も半端じゃない! 」。クラクラするほど茸の旨味つまった国産松茸、ぜひご賞味あれ!
長野県産 松茸鶏鍋 1980円
本日目玉の一番は土佐獲れ錦海老と伊勢海老の一騎打ち、行事はさざえ、といったところでしょうか。白黒だんだら模様の錦海老が高知で水揚げされるのはめったにありません。勝負ごとの前にも縁起良さげな刺身盛りです。
土佐獲れ 錦海老刺身 4000円
土佐獲れ 伊勢海老刺身 4000円
土佐獲れ さざえ刺身 480円
土佐名物といえばこちらも。見た目は悪いが味は最高!でおなじみのせみ海老(もんぱ海老)の刺身。かつおの刺身は店長のおまけだそうです。
せみ海老刺身 1980円
蟹も三匹よれば文殊の知恵、紋付石がにの塩ゆで。暖流に乗って流れついた、もとは熱帯のカニさんです。土佐の漁師は「姫がに」なんて可愛い呼びかたをしております。
紋付石がに塩ゆで 一人前1480円(写真は三人前)
静岡産でおなじみの高足がにですが、なにやら珍事が起きて高知の港に流れ着きました。見ての通り鍋からはみ出すおおきさなので、事の吉凶はともかく食いでがあります。
もしかしたら、風月のモットーである「全国の面白い魚貝を南国土佐で!」「土産土法(その土地で獲れたものを、その土地のやり方で料理する)」を聞きつけて、静岡からはるばる高知の港までやってきてくれたのかもしれません。
…… なんて恐れ多い事言って海の神様に怒られませんように。
高足がに鍋 1680円
宴会ラッシュの日の厨房、紅ずわいがに入りの鍋がずらっと並ぶと壮観ですね。右端のはまぐりが入った鍋は飲み放題つきご宴会4500コース、他は4000円コースのお鍋です。
紅ずわいがに(はまぐり)鶏鍋 コース料理の一部
生簀からあげたばかりのさばきたて、活カワハギ姿造り。たっぷりの肝をお醤油で溶かし、お好みで仏手柑をしぼってお召し上がりください。
活かわはぎ刺身 980円
※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。表示価格はすべて消費税込です。
これは贅沢! うまい! 特大えがに鍋! うしえび、のどぐろ 他
土佐名物のエガニ、ウシエビ、沖シジミをどどんと豪華な鍋にしました!
こんなに大きくて立派なエガニは高知でもめったに獲れません。仕入れ交渉も頑張って一万円! 一万円分の価値は充分にある、と店長も息巻いております。
5〜6人用の鍋でもこれだけはみだす大きさです。うーん、ご立派。
とはいえ、このまま煮込んでも食べづらいことこの上ありませんので、エガニは一度鍋から引き上げ、硬い殻をかち割ったものを都度投入していくスタイルでお召し上がりいただきました。
内子(カニ味噌)もたっぷり詰まっています! 濃厚なうまみの内子を食べ終わった殻に日本酒をそそいで燗をつければ、もうなんだか色々投げ出して一日中飲んでいたくなる美味しさです。(いかんいかん)(燗だけに)
えがにと一緒に鍋の具にしていたウシエビは、もちろんお刺身でも食べられる鮮度。地元漁師はそのゴリッゴリの歯ごたえから「強情えび」と呼んでおります。ひとくち噛めばくちじゅうに広がる生海老の甘みもさることながら、歯の健康に感謝したくなることうけあいの一品です。
土佐育ち うしえび刺身 900円
やや小ぶりのエガニ、お値段は控えめですがお味は引けを取りません。
えがに塩ゆで 2980円
赤身とトロの食べくらべ! 大月町 本まぐろ刺身 1480円
淡白な味で知られておりますが、この時期のつむぶりは脂がのっています。
土佐獲れ つむぶり刺身 680円
ご存じ大人気ののどぐろ。炙った皮目が最高!
土佐育ち のどぐろ炙り刺身 780円
ほろほろっとくずれる食感がつぎの箸を誘います。アテに最高、めひかりの唐揚げ。
土佐育ち めひかり唐揚げ 一人前480円(写真は二人前)
※ 仕入れにより価格変更、ご用意できない場合もございます。表示価格はすべて消費税込です。